携帯電話の電磁波(ケータイ電磁波)についての解説。携帯電話やスマートフォンの機種別SAR値(比吸収率)や電磁波の影響を減らすための使用時の注意点等をレポートにまとめました。

携帯電話利用時に注意する点は?

 携帯電話利用時に注意する点は?


 以下を注意すれば影響を減らすことは可能です。

携帯電話は耳に押し当てず、頭部から出来るだけ離して使用する

電磁波の影響は、距離の2乗に反比例して減衰します。発生源であるアンテナから距離が遠くなるほど急激に減少する性質があります。ということは耳にぴったり付けて使用するのではなく、少し離しただけでもかなり影響は少なくなるはずです。
しかも、頭部から離した方が良好な状態で通話できます。なぜなら、携帯電話を耳に押し当てた場合、頭部に吸収されて無駄になってしまう電波(電磁波)が多くなるからです。電磁波の被曝を少なくするためにも、電波を良好な状態で使うためにも、少し離して使用されることをおすすめします。

電波のつながり易いところで使用する

アンテナマークが3本立ってている場所(バリ3状態)で使った方が電磁波の影響が少なくて済みます。
理由は現在の携帯電話は、電池の消耗を少なくして、連続待受時間や連続通話時間を長くするために出力を自動的に調整しています。電波の状況が悪いと良好な状態で通話できるようにと電波の出力レベルが自動的にアップするようになっているのです。
電磁波の影響を少しでも少なくするために、つながりやすいところで掛けた方がいいでしょう。

発着信の瞬間は体から離す

携帯電話は、発信した瞬間と着信した瞬間に最も出力レベルが高くなります。そして、しばらくすると最寄りの基地局とやりとりするのに必要なだけの出力レベルに落ちつきます。
試しにテレビの画面に携帯電話をくっつけた状態で発信してみてください。発信した瞬間にテレビの画面が電磁波の影響で最も歪みます。
なので、周りから見たらちょっと変かも知れませんが、発着信の瞬間に携帯電話は体から離した方が電磁波の影響は少なくなります。

アンテナは出来るだけ伸ばす

受信感度が良い場合、携帯電話のアンテナを伸ばして通話する人は少ないかも知れませんが、アンテナを伸ばすことで電磁波波の影響を減らすことができます。
総務省が2001年5月に行った調査によると、携帯電話から出て体内に吸収される電磁波量を調査したところ、アンテナを伸ばした場合は、伸ばさない状態に比べ最大で7割電磁波量が減ることが分かりました。
アンテナを伸ばすと電磁波が周辺に拡散するためとみられています。
携帯電話使用時には出来るだけアンテナを伸ばすようにしましょう。

イヤホンマイクを使う

一番上の頭部から出来るだけ離して使用するということですが、博士のように離し過ぎて会話が成立しないと困りますのでイヤホンマイクをお勧めします。
2000年4月にイギリスで消費者協会がイヤホンマイクを使うとコードがアンテナの役割をするため、逆に電磁波の影響が3倍に増えてしまうという実験結果を発表したことがありましたが、どうもそうでは無かったようで、貿易産業省が8月に追試を行ったところイヤホンマイクを使った方が脳などへの影響が小さくなるという調査結果を発表しました。
電磁波の影響を少なくするためにはイヤホンマイクは効果的なツールです。

SAR値の小さい機種を選ぶ

「SAR」とは、「比吸収率(Specific Absorption Rate)」の略で、単位質量の組織に単位時間に吸収されるエネルギー量のことです。この値から、人体がある電波を発する機械から、一定の時間でどのくらいのエネルギーを受けるのかがわかります。
日本では2002年6月から総務省令で携帯電話などの機器に対して「局所SARが2W/kgの許容値を超えないこと」が義務付けられました。
2W/kg以下であれば十分な安全基準を満たしているということですが、毎日使う我々からすれば少しでもSAR値の低い機種を選ぶのは当然です。 イギリスでは消費者に選択の自由を与えるため、SAR値を取扱説明書や携帯電話のパッケージに明記するよう指導しています。

  • SARについての詳しい説明はこちらをご覧ください。
  • 携帯電話の機種別SAR値一覧表はこちら

電磁波測定器で調べる

自分の身の回りの電磁波環境を知るには電磁波の測定機器で調べます。
家庭用電化製品から出る超低周波の電磁波から携帯電話や電子レンジのマイクロ波まで測定できる機器がおすすめです。家を購入するときや引越しするときには、その場所の電磁波レベルを簡単に測定することができます。携帯電話の基地局が近くにある場合、感度良好なのはうれしいのですが、その反面ケータイ電磁波の影響が大きい可能性も高くなります。また、自宅や職場の電磁波環境を知ることは、心配しながら生活することを考えると精神的にも良いのではないでしょうか? 当サイトがおすすめする電磁波測定器はこちら

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